Cinema PETHICA x Coco-de-sica Esta青山 Vol.15 開催レポート
7月27日(金)にCinema PETHICA x Coco-de-sica Esta青山 シネマペシカの第15回目を開催いたしました。
映画『サバイビング・プログレス』を上映。
原題 SURVIVING PROGRESS
製作年 2011年
製作国 カナダ
時間 86分
監督 マチュー・ロワ 共同監督:ハロルド・クロックス
製作総指揮 マリオ・ジャネール
プロデューサー ダニエル・ルイ、デニース・ロバート、ゲリー・フライブ
原作ハロルド・クロックス、マチュー・ロワ
音楽 パトリック・ワトソン、マイケル・ラムジー
撮影 マリオ・ジャネール 編集 ルイ-マーティン・パラディス 映画界の巨匠マーティン・スコセッシ製作総指揮! 21世紀を生き抜くための選択とは?めまぐるしいスピードで変化する世界で人類がサバイバルできるかは私たち次第。壮大なスケールで人類の生存について問うドキュメンタリー映画。
人類はどこへ?
21 世紀を生き抜く私たちへのウェイクアップ・コール(HPより) ---------------------------------
今回のCinemaPETHICAは、台風の影響だったのか、ややいつもより参加者が少なめで、少人数での開催となりました。
少人数だからこそ、のびのび鑑賞でき、みなさん個々に想い感じたことを、ゆっくりと語り合うことができました。
主催の私は、この映画のカメラワークがとても美しいと感じました。内容については、結論があるようなドキュメンタリーではなく、課題提示された、まさにウェイクアップコールだったので、どうしたら良いのだろうか、と頭の中でグルグルと考えさせられる映画だったと思います。この映画が制作された10年前の地球への危機問題が、いま現代、本当に起こっています。資源の債務がどんどん増え続けているのです。
この夏の猛暑も、この先、来年、数年後、10年後はどうなっているのでしょうか?気候変動は過剰な生産と消費のシステムで起きている問題です。自然は無限のクレジットではないということ、地球の限界をとっくに知っていなくてはならない、危機を感じていなくてはならない時であるということ。これを強く感じました。
参加者からは、
どうしたら良いのだろうか。この喚起を真摯に受け止めなくてはいけないし、より多くの人に知ってもらうことが大切だと思うと、皆さん同じように感じたようです。
観ている間、ずっとモドカシイ気持ちでいっぱいだった。絶望感でいっぱいだった、との感想もあり、みなさん頷いていました。このままでは、次の世代、そのもっと先の世代へこの地球環境を繋いでいくことができなくなることに絶望感を抱いたようです。
物資で心が満たされる時代から、徐々に人々は気づいてきています。物資ではなく、いまあるもので心が豊かになれること。
あの頃はこうだったなど、自分の世代の暮らしを次世代に伝えていくことも大切。
日本人は本当に恵まれている。イマ幸せだということにもっと気づいて暮らしていきたい。
そんなことをそれぞれ感じました。感じたことをさらに周りにシェアして、少しでも多くの人がこの地球の限界について知り、今の生活について見つめなおすきっかけとなったらと思います。
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