
宝石を感じる旅
宝石には宿るものがあります。 宝石に宿るもの、、、、それはパワーストーンと言われるものだったり、それぞれの誕生石に秘められた象徴だったり。たくさんの言われがあります。古代からそれを信じ、お守りのように大切にしている人々、文化もあります。 私には明確なる宿るもの全てはわかりません。宝石・貴石を見て、そこからデザインすることもありますし、デザインをしてから、どんな石を合わせようかと考えることもあります。制作するときは、いつだってワクワクしていて、石が留まった姿を想像して妄想癖が炸裂しています。 宿るものや、感じるパワーは身に着けた方やそれぞれが感じるものなのかしら、と。 私(デザイナー)にとっては、石をみると、その色合いや形をとおして、様々な風景が浮かび上がってきます。これまで訪れた世界のさまざまな街の色合いや、人のぬくもりなど、景色や光景が浮かび、そこに想いを馳せるのです。その想いを少しでも皆さまに伝えていきたい、と思うのです。そして笑ってもらって、笑顔になってもらって、幸せが連鎖するといいな、と思うのです。 私は、とにかく、自分の目で見て、「美し

幸せなカップル♡
先日、結婚パーティーにお呼ばれしてきました!! 以前、結婚指輪をお作りさせていただいたご夫婦のパーティーです♡ (結婚指輪のStoryはこちらから→♡) お二人はとってもグルメなカップル、パクチーがお好きで(笑) というか、お付き合いする前に様々なレストラン、そしてパクチー料理のお店でデートされていたそうです。(ちなみにパクチーハウス東京という有名店です。)だからなのか、会場のテーマカラーはグリーンとイエロー。ご招待客の皆さまも、ドレスコードはグリーンとイエロー。初夏を感じさせるとっても素敵な会場でした。 結婚指輪をお作りさせていただいた時にも、何度も感じていましたが、旦那様がほんとうに心が広くて、奥様のことが大好きなんです!この日も、奥様を見て微笑みあったり、ちょこちょこと、優しさと溢れる愛を垣間見ることができました。 もちろん、奥様もとても旦那様のことが大好きです。いつも奥様が旦那様にくっついていらっしゃって、いちゃついています♡ ぜんぜん嫌味がなくって、大勢の前でも、いちゃついているのがお似合いのカップルさんです。なにより、美人な方のドレス

手のひらに星空を…☆
震災があったりと….なんだか色々と悼むことが多く、ブログの更新が久しぶりになってしまいました。熊本県で発生した地震の被害により亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 ———- 先月4月に、ずーっとここ数か月PETHICAとやりとりをメールでさせていただいていたお客様に、やっと直接お会いして、結婚指輪をお届けしてまいりました! そのお客様というのも、こちらの婚約指輪のお客様です。(婚約指輪のStoryはこちらから) ↓↓↓ タイ在住のカップル— Sさん(男性)、Aさん(女性) 婚約指輪を納品した後、気に入ってくださって、その後、結婚指輪もオーダーしてくださったのです。婚約指輪の時は、何度も何度もやりとりをしたのですが、結婚指輪の時は、デザインはスムーズに。それももう、すっかりお互いに慣れていたり、信頼できていたからでしょうか。本当に昔のクラスメイトとでもいうような、ずっと知っているお二人のような感覚が常にありました。 結婚指輪のデザイン等の打合せ

4月はダイヤモンド♡
このあいだお正月かと思っていたら、もう4月ですね! 寒いのが苦手なので、暖かくなってきて、花も咲いて、私は気持ちもフットワークもとっても軽くなります。 今日は、ダイヤモンドにまつわるお話。せっかく4月の誕生石なので。。。 PETHICAでは、小さなメレーダイヤから、ブライダルに使うダイヤまで様々なサイズを扱っています。そして、そのダイヤモンドには自信があります。 それには、とても信頼のおけるパートナーがいるからです。30年、40年の歴史と実績をもった方です。ひとつづつ丁寧に鑑定してもらい、ダイヤモンドを仕入れています。 でもそれって、普通のことでしょ?と感じるかもしれません。 ダイヤひと粒が、ある程度光っていたら、わ~きれい~と普通は思います。 でも、ダイヤが数粒あると、わ~きれい~と思うものと、やっぱりそうでないものもあるのです。単体でみると、「ダイヤ」=「きれい」と思いがちですが、いくつもあると違うのです。それは、たくさんの業者を周ったり、たくさんの作品を見て、感じてきたことです。 それから、昨今では小さなダイヤの入ったネックレス、華奢なもの

新しいかたちの結婚指輪
今週、結婚指輪を納品してまいりました。 美容師さん同士のカップルです♡ 最初、お話しをいただいた時は、お作りしたい反面、とても緊張しました。なぜなら、このお二人は、めちゃくちゃお洒落だからです。ごく一般的な流行のお洒落さん、という並大抵のお洒落ではなく、こだわりぬいたファッションを好む、本物のお洒落さん。特に彼は、ビンテージのものを着たり、アンティークの小物をつけるような方です。彼女さんは、美容師だけでなく、着付けのプロでもあり、お着物にも詳しい、凜とした美人さんです。 だから、緊張しました。PETHICAがお二人の期待に応えられるかな、、、と。 そして、オーダー内容も、美容師さんならでは。 お客様の髪の毛や肌を触るので、ダイヤモンドなど、石はいらない。ひっかかりそうなデザインはNGとのこと。そして、とにかくシンプルなものがいい、とのお二人。 正直、好みがあまりにもわからなくって、まとまらなかったです(^_^;) でも、お話しを伺っていくと、それぞれに、理想のかたちがありました。 ●彼は、幅広い甲丸リング。つるんと柔らかいフォルム。ピンクゴールド

ホワイトデーのこと。
広島の想い出。。。 広島三越での期間限定ショップ最終日は”ホワイトデー”でした。 そんなホワイトデーの日の夕方に、ある男性のお客様がいらっしゃって…. 最初は話しかけて良いのか、どうかな、と少し遠慮気味にしていたのですが、PETHICAのジュエリーを一つづつ、じっくりじっくり見てくださるので、話しかけてみました。 「どんな彼女さんなのですか?」 話しかける、っていうより、唐突な質問をしてしまって、直後 私は心の中で一人反省会をしたのですが(笑) でも、この男性のお客様は、そんな私の不器用でストレートな質問にも、不愉快な顏せずに、笑顔で彼女さんのことを教えてくださいました。今思えば、彼女なのか、奥様なのか、それすらわからないのに、随分失礼に素直に聞いてしまったかも、、、とまた反省(^_^;) そして、笑顔で少しづつ話してくださることに、私もさらに調子にのって、、、いろいろと。 いろいろお話ししました。もう、この方は、彼女さんに恋しているんだな~って伝わってきたので、ついつい。 そもそも、ホワイトデーにジュエリーを選んでいる、という行為自体が、恋して

広島三越を終えて~
広島三越 3月8日~14日まで1週間のLimited Shopを終え、東京へ戻って参りました。 お越しいただいた皆様、広島へ暖かく迎え入れてくれた皆様、誠にどうもありがとうございました。みなさまのおかげで、とても充実した1週間を過ごすことができました。 実はPETHICAが百貨店にLimited Shopを開くのは今回が初めて。 百貨店では他の店舗さんと一緒に朝礼にも参加しましたし、接客についても学び多くありました。それから、お隣で博多のガラス作家さんのジュエリーブランド”SENTE”と一緒だったのですが、とても気さくな方で、滞在中なんどか一緒に食事にいくほど仲良しになってしまいました。ブランド歴もペシカより長く、いろいろな話をすることができました。感謝です。 当初はとても緊張していたのです、ましてや”三越”さんですから。でも、後半になると、そのフロアの他店舗の店員さんとも顔見知りになり、みなさんと仲良くお話しできるほどになりました。PETHICAが”旅するジュエリー”なので、旅行話をしにきてくれるスタッフの方もいらっしゃって、とても楽しかったで

④“旅するジュエリー”タイへ渡る!!
いよいよ!! PETHICAのブライダル婚約指輪が、タイへ渡りました~!! 続きのストーリーです。これまでのストーリーはこちらから–> ① –> ② –>③ -------------- 婚約指輪が出来上がりました。美しいです☆ 私が言うのもなんですが、ずーっと見とれていまうほど、ホレボレするほど美しいです。(事実、仕上がったあと、窓辺に置いて眺めていたら、すごい時間が経過していました 笑) 5本でダイヤを留め、25のお花のような枠、➔➔5月25日のSさん&Aさんの運命の日 裏側には星マーク、コムローイのキラキラした彫り ➔➔ コムローイの日にプロポーズ♡ お二人の想い出がたくさん散りばめられたリングとなりました。 -------------- お渡し! みなさまこれまでのストーリーでご存知の通り、Sさん、Aさんは東南アジアのタイに住んでいます。どうやって納品しましょう、、、と。 AさんとSさんは、2月末に一時帰国の予定がありました。では、そこでお渡ししましょう~と。 でも、ふと私デザイナーは想ったのです。 これは、婚約指輪だから、やっぱりSさん

③“旅するジュエリー”タイへ渡る?!
第三話です。 (第一話は➔こちらから①。 第二話は➔こちらから②) デザインについて お二人の馴れ初めや、ストーリー、いま現在の様子をずっとメールでやりとりさせていただき、PETHICA(ペシカ)では、下記を取り込もう!と決めたのです。 2013年5月25日にちなんだデザイン。
コムローイにちなんだデザイン。 Aさんは、シンプルなものがご希望。 コムローイが、夜空にまたたく星のようでした!とお二人がおっしゃっていたので、キラキラと装飾を全体につけようかとも思いましたが、紛争ダイヤのことなども話したくらいだから、きっと、目立つような派手なリングよりも、手に馴染むようなリングの方が好まれるんじゃないかしら、と。リング全体への模様や飾りは控え目にすることにしました。 シンプルなものが、一番長く愛されると私は思っているし、飽きたりせず、ちゃんと長く愛でていただけると私は考えています。長く、世代を超えて愛されるジュエリーが、環境にも良いし、PETHICAのモットーでもあります。 それでも、上記のふたつは、取り入れたい!!!!! できたデザイン画がこちらです

②“旅するジュエリー”タイへ渡る?!
さて、前回の続きを….. (第一話はこちらを–>①) お二人 Sさんと Aさんの馴れ初めを、Sさん(彼)が伝えてくださいました。 馴れ初め SさんとAさんは同じ大学だったそう。共通の友人はいるものの、ほとんど話したことなどはなかったそうです。そして、大学卒業後は、お互いそれぞれの道を歩んでいました。 前回のブログでもふれましたが、その後の道は、Sさんは2012年から海外駐在となり、タイに赴任されていました。 その後Sさんは、仕事に対して悩んだり、タイ駐在について苦しんでいた時期があったそうです。そんなある日、(とういうか、そんな時期に!) 2013年5月25日に、 Sさんが、何気なく日本のテレビ番組で、カンボジアの特集を観ていた時に、Aさんが一瞬テレビの画面に映ったんだそう!!! 大学時代の憧れの女性が、数年の月日を経て、ますます素敵女性になっていたこと、海外でカンボジア人のサポートをしている事に感動したのだそうです。 (これって、運命ですよね!!!) それから、そんなAさんの活躍している姿に、Sさんはとても勇気づけられたそうです。 私も、一人で