Cinema PETHICA「Simplife」 Vol.22 開催レポート
3月15日(金)にCinema PETHICA x Coco-de-sica Esta青山 シネマペシカの第22回目を開催いたしました。
映画『Simplife』を上映。
原題 Simplife 製作年 2017 製作国 アメリカ 時間 78分 監督 Ben Matsunaga プロドゥーサー Yuichi Takeuchi 音楽 Gen Tanabe, Junnosuke Okita 撮影/編集 Ben Matsunaga 「身の丈の暮らし」をテーマにしたロードムービー。 手づくりの家でシンプルに暮らす人たちの物語。 このムービーはタイニーハウスの技術的なサンプル集ではなく、そこに暮らす人たちの想いにフォーカスして製作しています。出会った人たちは暮らしをより豊かに楽しくするアイデアを持っていて、自分らしくユニークな方法で人生の主人公になっていました。そこにはタイニーハウスという言葉では括れない、多様な生き様がありました。 (HPより)
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みなさん、「シンプルに生きる」というのに興味があるからでしょうか。今回はたくさんの方にお集まりいただきました。
映画の前半ではタイニーハウスについての情報が多かったですが、中盤からはタイニーハウスがトピックではなく、タイニーハウスで暮らす人々の人生観や考え方などが語られている映画でした。
ただ、小さな=タイニーなスペース身を置く、暮らしてみる、という言葉や説明だけではわからない、そこにある人生の魅力を感じたと思います。
参加者の中にはこの映画の上映会が2回目の方も。理由は「ただただこの映画が好きだから」とのことでした。
タイニーハウス(タイニーホーム)で暮らす人をただ映し出している映画ではなく、観る人に、「人生を見つめなおす」きっかけをくれる映画だったと思います。
上映後、この映画のような生活を「できることならやってみたい」という方は数名。なぜしないのか、との問いには、「仕事とか今の生活、子どものこと等を考慮すると、なかなか難しい。」やっぱり生活を大きく変えるには、勇気も必要ということ。なにかを始めたり、変えるには勇気がないとできないですね。
映画の感想として、アメリカらしい映画だったと。家の広さの話は、日本とは比べ物にならない平米数だった。アメリカ人の彼らが住んでいるタイニーハウスは、日本人の一人暮らしのアパートくらいの広さなので、日本人は昔から小さな空間で必要なものの中で暮らしているのではないか、と。世界からみて小さな空間で暮らしている我々日本人は、スペースが小さいからこそ、気づかぬ間に、限られたモノだけで生きているのかもしれません。
そうは言っても、消費社会に生まれて育ってきた我々は、大量に消費して、捨て、買って、、、という暮らしに昨今は疲れている節もあります。「断捨離」が流行っているように、もっともっとシンプルに暮らしたい、と思っている人はたくさんいるということ。
シンプルに暮らすからこそ、本当に大切なものが見えてくる、それを求めているということ。
そんな気持ちを改めて感じさせてくれる作品でした。いまの暮らしを見つめなおすキッカケとなりました。
みなさんにとって、本当に大切なモノはなんですか?
ぜひ、見つめなおしてみてください。
本当に必要なもの、大切なものは、すぐそこにあるたった少しのモノ・コトかもしれませんね。
次回のCinemaPETHICAの開催日は未決定です。
これまで毎月に渡って開催して22回となりましたが、今後は不定期開催とさせていただこうと思っています。フォローしていただけたらお知らせをお届けいたしますので、ぜひ今後もどうぞよろしくお願いいたします。
5/10(金)~12日(日)Gallery 山小屋にて(恵比寿駅から徒歩3分)
3日間限りのPETHICAの個展・展示販売会をいたします。
ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね!
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会場としてご協力いただいている『Coco-de-sica Esta青山』さん、いつもありがとうございます!会議、セミナー、研修、勉強会、ワークショップ 、面接、オーディション、撮影、ロケ控室など用途に応じてお部屋が使えます。スタッフの皆さまがとても協力的で優しいです。ご興味ある方はぜひ!
http://www.coco-de-sica.com/rental/esta_aoyama.html